鍬人の野良日記

大型機械を使わない百姓仕事を40歳から。
自然の摂理を活かす農業を目指しています。
薪熱生活を送る日々。
<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< トマト、早くも病気発生・・・。 | main | 田の草対策 >>

草刈りは、楽しい!

いつもという訳ではないけれど、楽しい草刈りもあるんですよ。

畦やハウスの周りやら、そろそろ刈らなければ・・・と思いつつ、なかなかできないのが草刈り。そうこうするうちに、気温が上がってきて雨も降って、気付いたころにはアッという間に野草は大きく育っています。草刈り、面倒と思いながら作業していませんか。実家でもそうです。多分、見栄えや草=敵で、あってはならない存在のようですね、笑。いつも歩いている畝間の硬くしまった通路に蔓延っているオオバコなんかは、ドライバーで根元をほじって根をおこしてとっても、またいつの間にか生えている。そんなことの繰り返しのようです。
確かに、面倒に思うこともあるのですが、楽しい草刈りもあるんですよ。普段、朝一の仕事は、トマトや稲の観察です。なるべく時間をかけてじっくり見て回るのですが、歩きながらですから当然立った姿勢で作物を観察することがほとんどで、上から目線でしか観察していないことになります。でもそれだと、なかなか気付けないこともある訳で。
今日は3時ごろから雨でした。こんなときはハウス内で作業することが多いのですが、こういう時に草刈りをしています。他には腋芽をバケツに入れておいて、根っこが生えてきた腋芽を探して苗に仕立てたり、バジルやマリーゴールドなど育てている苗をセルからポットに移したりしています。ハウス内の草刈り、去年は草刈り機でババ〜ッと刈ることが多かったのですが、今年は鎌を手に地面に這い蹲って刈っています。そうすると、ご褒美のように見つけることもあるんです。



トマトの苗です。去年栽培したトマトの実から発芽したもので、実割れで黴が生えたものなどが落ちてor落として、その実の種が発芽しています。立ったまま観察していてもなかなか見つけられないですが、地面近くで作業していると見つけることができます。草の中に埋もれるように発芽しているのですが、キノコ目ならぬトマト目、気にしながら草を刈っていると割りと見つけることができます。まぁ、毎日トマトを見ていますからね。種から育ててもいるし、トマトの葉っぱは目に焼きついていて、チラッとでもこの双葉を草葉のなかに見つけると、手が自然と止まります。去年栽培していたトマト、シシリアンルージュとレッドオーレはどちらもF1種ですから、この苗を育てても親と同じ形質の株かどうかは育ててみないとわかりません。が、もし、ちゃんと実をつけてくれたらめっけものなので、ある程度大きく育ったらポットに移植して、さらに大きく育ったらどこかに植える予定です。気にしだすとアチコチで発芽していて、そのたびに草刈りの手を緩めて周りの草を丁寧に抜いたり引きちぎったり。時間がかかってしまいますが、楽しみもあってついつい残してしまいます。
草=敵と考えてしまうと、敵を除く作業=面倒となってしまいます。そうじゃなくて、せっかく生えているものだから、何か活用できないかと考えるほうが楽しい。今は未熟なので、基本的に高く育つ草を刈って、その場に積み重ねて土作りの材料にしています。いつかは土になります。もしかしたら、もっと上手な活用方法があるのかも。



ハウス内でも、場所によって生えている草の種類は異なります。こういう低い草は日光を遮らず、トマトに十分に日光が当たるので、そのままにしています。土に適度な湿り気を保ってくれるし、色んな生きものが棲みついています。彼らの排泄物も、貴重な養分になります。それは田んぼでも同じこと。牛・豚・鶏だけが肥料ではない、と考えています。買わなくても、勝手に彼らが土を肥沃にしてくれます。こういう低い草を残していると、いつかは高く育つ草は消えていき、こういう低い草が優先する環境になるんじゃないかと思います。そうなると、草刈りも必要なくなります。草があると養分を取られると聞きますが、物質循環が成り立てば、過不足はなくなりますね。そんなことを考えながら、思い描きながらひたすらもくもくと、ビニールに当たる雨粒の音を聞きながら刈っています。

こんなご褒美もあります。



お父さんと並んで歩くのがちょっぴり恥ずかしいような、そんなお年頃?になりました。
嫁ぐ日まで、大切に見守っているよ。



FacebookTwitter、もよろしゅうに。
トマト栽培 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト



FacebookTwitter、もよろしゅうに。
- | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック