大学卒業後に勤めていた薬品会社の研究所勤務時代の後輩が、息子さんと当園を訪ねてくれました。後輩といっても同い年。お互い色々なことを経験し、今があります。僕のブログを熱心に読んでくれていて、野良仕事の日常にかなり興味をもってくれていました。話によると、奥さんも。このところさぼり気味ですが、栽培のことやパンとかロケストのことなどの日常を、ブログやSNSで発信し続けています。ブログを読んでくれた人が、なにかを感じ取ってもらえたらうれしいなぁとおもいつつ、今夜もカタカタ。
メイン事業である農業資材販売と野良仕事のほかに、麻袋栽培やパン教室、食品加工、近所のレストランとの連携、食の輪プロジェクトや除草剤を使わない米つくり活動など、いろんなことを手掛けていてちょっといっぱいいっぱいな状況。「これ、やりたいなぁ!」とおもいついたらついつい、やってしまいます。昨秋から始めたライ麦やスペルト小麦栽培も、そう。
己で育てて収穫した麦で、パンを焼きたい!
楽しいやろなぁ美味しいやろうなぁとおもうので、この想いを共有できる人たちと一緒に取り組めたらいいなぁ。ってことをおもいつくたびに仕事が増えていきます。悪い癖やなぁともおもいますが、メイン以外に手掛けている仕事は単独ではなく、いつか連動しだしたら、それぞれは小さな仕事でも1年を通じて安定した事業となるはず。そうなると、多くの人と関われることになり、ゆくゆくはメイン事業にも好影響を与えるはず。
じゃあ。
理想通りに連動して事業が発展した場合、その先は?
今日そんなことをふっと考えたけど、なにもイメージできない。今はとにかくそれぞれを確実に進めていくことが肝心なんだけど、そのイメージをもつことも大事やなぁと。誰もが気軽に近所で美味しい食材を安心して買える国がいい、などと漠然とした途方もない理想だけでなく、なにを実現したいのか。具体的に掘り下げて、そこに到達するにはどうすれば?
今は毎日がクタクタで、日々に追われてとても余裕がないけど、時折こういったことを考える時間も必要ですねぇ。
あと数年で半世紀生きてることになるからね。
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この記事に対するコメント
お待ちしております♪
蝮対策のため、作業は長靴で。