鍬人の野良日記 〜植物栽培で大地に緑を〜

大型機械を使わない百姓仕事を40歳から。
自然の摂理を活かす農業を目指しています。
農業は生物学だ!
トマトは腐る野菜・・・、思い込んでいませんか?
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農薬の正当性

こんな投稿がありました。
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あるサイトで見かけた投稿です。
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農薬を使ってないことをアピールしない理由
今収穫しているブロッコリーは、苗を植えてから一度も農薬を散布していないのですが、販売する際に、それを売りにするようなことは一切してません。なぜって、そんなことはお客様にとって、付加価値でも何でもないと思っているから。農薬を使わないことをウリにして野菜を売っていると、あたかも農薬を使用しない野菜が安全で、農薬を使っている野菜は危険だという誤まったイメージを消費者に与えてしまうから。
日本の農産物における農薬の使用基準は、使用できる品目、希釈倍率、回数、収穫前に利用可能な期間が厳格に定められており、尚且つ残留農薬の基準も明確に定められており、いわゆる二重の基準で安全が担保されています。違反すると出荷停止などの厳しい行政処分が待ち受けているので、一般に流通している野菜は、決まりを厳守してます。要するに、農薬を使おうが使うまいが、一般に流通している日本の野菜は、農薬で健康を害するかどうかという意味では安全なはず。だから、農薬を使わないことに、食べる人にとっては、何の付加価値も無いということ。
農薬を使わないことの価値は、あえて言えば虫さんや菌さんなどを犠牲にしない、すなわち生物の生態系を乱さないということで、アピールする相手は消費者の皆さんではなく、虫さんや菌さんだということです。
皆さん、安心して下さい!無農薬じゃなくても、安全ですよ!適正に農薬を使用した農産物で、健康を害したという事例、聞いたこと無いでしょ!?(*^^*)
農薬の原液混入の事件等で、なんとなく農薬が悪者のイメージになっていると思うのですが、そんな誤解を払拭することも大切かと思い、投稿してみました。
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この方は、農薬を使ってない農家さんのようです。これを読んでみなさんは、どうおもわれました?
農薬不使用=安全は、僕も間違いと考えてます。そもそも安全であることを主張するには、そのように判断できる材料(分析データなど)=証拠が必要です。どのレベルで安全と判断しているか、なんらかの基準と比較して初めて安全と言えます。作物に限ったことではなく、食品も薬も車もなんでも。僕も農薬不使用で栽培してますが、僕の作物が安全かどうかは???です。でも、安心できる!とおもってもらえるように植物と向き合い、ありのままをネットや出店先などで発信しています。むろん、ネットの書き込みは自由に表現できますから、何を信じるかはお任せします。
農薬の使用基準は、厳格に定められています。管轄は農水省。国の仕事を信じるかは、本人次第です。いやぁ、僕にはとてもとても。人への影響だけでなく、他の生物への影響を考えて使用しないという点は、アピールというよりも、その考えに多くの方が賛同し、汚さずにありのままの環境を次世代にバトンタッチしていくことが大切と考えています。なので、消費者の方々に対して農薬不使用を表現して賛同者が増えればいいな!と僕は考えています。
農薬使用の作物摂取で体になんらかの影響を受けるかは、農薬成分に対する体の感受性の違いがあること、ひょっとしたら気づかないうちに影響が蓄積して長い期間の後になんらかの症状がでるかもしれない、と考えるかどうかとおもいます。農薬を含め、化学物質に過敏に体が反応して体調を崩す人もいます。知人にも。幸いにも僕の田畑の近辺ではほとんど農薬散布がなく、その知人に僕のトマトを食べてもらえます。健康を害した事例を聞いたことがないでしょ、はあまりに乱暴な表現です。確かな証拠はありませんが3年前、パン焼きを始めたころに材料費をけちって輸入の小麦粉を使っていた数か月の間に皮膚が荒れ、使わなくなると徐々に発症しなくなりました。以降、いくら安くても輸入品は使わないことにしました。栽培の時と輸送の時に使用する農薬は異なるでしょうけどね。実名は伏せますが、農薬使用でご本人やご家族の方が体調を崩された話を先輩農家さんから聞いたことがあります。健康を害さないのなら、ビニールハウスでの散布でマスクなどで防御する必要がないのでは?健康を害する恐れがあるからマスクをするのでは?とおもうのですが・・・。一番影響を受けるのは、農薬を使用する本人です。
話を替えますが。
先日の味噌教室で講師をお願いした堀田さんは、麦も栽培されてます。梅雨の時期に収穫しますから、殺菌剤を散布しないでカビが発生すると、売り物になりません。収量が激減する可能性が高いことがわかっていても、堀田さんは農薬を使用されません。なぜ?
「たくさん獲ろうとするからや!」
笑顔で、この一言。適正に使用すれば回避できるのに。収入が増えるのに。そういうお百姓さんです。ありがたいことに、こういうお考えの先輩農家さんが他にもたくさんいらっしゃって、交流させていただいてます。

どのように考えて、何を信じて、どのような食材を購入するか。それは、ご本人次第。
僕は農薬不使用の農家さんが増えてほしいし、その食材を望み、買い求める消費者が増えてほしいと願っています。
農薬不使用栽培の作物が高く売れるから、なんて考えは恥ずかしいですな。














 


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