鍬人の野良日記

大型機械を使わない百姓仕事を40歳から。
自然の摂理を活かす農業を目指しています。
薪熱生活を送る日々。
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食育活動に感謝します

「この人が悪いんや!」

時計の針を4日前に戻した話。元日に実家でTVを見ている時、ニュースでアベノミクスの報道が流れてお袋が冒頭の発言を。景気が悪いとか儲からないとかをまた言うんだろうなぁと思っていたら、「TPPが進んで海外の安いもんが入ってきたら・・・」
えっ?、え〜〜〜???←心の叫び。
いや、もう、ビックリでした。
「きたら・・・、日本の農業がダメになって輸入もんを値上げしよるんや!、と勉強会でFさんが話してはった。TPPのことになるとこうやって、身を乗り出して熱心に話さはるんや。」
実家近所のFさんは僕も知ってる方で、どのくらいのペースかは知りませんが主婦仲間の勉強会で農業や食べ物について熱心に話をされています。
本人たちは読んでいないのでぶっちゃけトークしますが、僕が百姓道を選んでトマト栽培を栽培を始めた頃は、肥料をやれ、草に肥料を摂られる、草を抜けとまるで悪の権化のごとく。帰省の度にさんざん口出しするのでその度に食物連鎖や物質循環を僕なりに噛み砕いて説明しましたが、聞く耳持たないとはまさにこのこと。同じことを何度も質問するので、まぁええか・・・論より証拠でないと無理やろうと諦めて適当に答えてかわすことに変更。3年目あたりから味もよくなってきたし、僕のトマトを食べているので納得は今もしていないでしょうけど、彼らからしてみれば草ボーボーの畑でトマトが実ってる事実を受け入れざるを得ないのでしょう。草が生えてても獲れるんやなぁ、にようやく変わりました(やれやれ)。そうそう、トマトの値段についても、もうちょっと下げて買いやすくしたら?の質問の度に、味や質にみあう値段、営農のためにはうんぬんとこれまた同じ説明の繰り返し。そういう話の時に時折TPPの話になりましたが、こっちがリキ入れて話をしていなかったせいもあって、ふ〜〜んで話は盛り上がることなく終わり。
それがですよ。自らTPPがと切り出したもんですから、そりゃあビックリですよ。意識が変わってきているようで、大好きだった味の素は去年あたり?からだったか使わなくなりました。白砂糖や精製塩も←これは何度もお願いしました。最近では魚の産地も気にしてくれるようになって、この魚はどこのなん?と訊いたら、日本海の・・・と答えてくれるように。
それもこれも、Fさんのおかげです。諦めたらあかんのやなぁ。













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