鍬人の野良日記

大型機械を使わない百姓仕事を40歳から。
自然の摂理を活かす農業を目指しています。
薪熱生活を送る日々。
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています



FacebookTwitter、もよろしゅうに。
- | - | -
<< 目指せ、スイーツ男子♪ | main | 仕事始めは種まきを >>

2014年、総括

今年も多くの方々に、お世話になりました。

因みに去年はこんなことを書いてました。
今年も色んなことがありましたが、まずはトマトから。
百姓道を歩んでから、初めての体験でした。ハウスに植えた苗が日に日にほぼすべてが枯れて、快復したのはいいけれど収穫時期は1ヶ月のずれで加えて、冷夏や台風や曇天続きなど毎月のように襲われた異常気象でズタズタ。まさに泣きっ面に蜂。旬真っ最中の9月になってもほとんど獲れず、10月後半になってからようやく辛うじて獲れただけ。遅霜だったので12月に入ってからもわずかに獲れたこと、覆ってもいないのに今も生き残ってる株があるのが今年の成果。来シーズンは切り株越冬実験を←忘れないようにしないと・・・。今後、異常気象が起こる可能性は高くなるやもしれません。そのときに百姓としていかに対応すべきか、営農をどうやって維持するかを考慮する必要があります。
おかげさまで僕のトマトを高く評価してくれる消費者や八百屋、飲食店が少しずつ増えてきて、来年はこれまでどおりにハウスでメインの2種と、露地栽培も本格的に取り組みます。カラフルトマトも朝市に出せる程度に栽培拡大予定です。ハスクトマトも少しだけ。あとはグリーンゼブラとゴールデンレイブの中玉も10株程度ずつ。十分な出荷体制を整えるべく邁進します。
食品加工所で瓶詰め加工ができるようになったので、実割れなどの出荷できないトマトの商品化も。トマト好きのファンの方に年中、僕のトマトを味わってもらえるように。林檎のコンポートを始めましたが、他にも季節の食材で少量生産で商品化し、通年販売できる商品を作っていきます。
今年の夏以降、鹿と猪の獣害はなくなりました。これが今年の一番の大きな成果でしょうかね。棚田Aに1回だけ猪に侵入されましたが、稲を守れたおかげで1年分のコシヒカリを確保できました。獣害対策に終われない日々をようやく経験できました。草刈り以外は手作業の稲作で1年分の主食であるお米の備蓄は心強い。豆や味噌は信頼おける先輩農家さんから購入して、なにか異変があっても食糧に困らない体制に。油断禁物ですが、獣害がないので野菜の自給も来年は視野に入れて栽培計画を。
今や生活の必需品となったロケットストーブ。親友のおかげです。ダクト改修で火力がアップし、薪の消費量もスピードアップ。来年は夏場に間伐させていただいて、余裕をもって薪材を確保しないといけません。このストーブの熱をさらに知恵と工夫で有効活用して、生活そのものを楽しみたい。見学大歓迎です。
今年の秋からキトゥンカンパニーさんの催しに2回出店させていただき、改造ロケストの鍬人くん2号に興味をもってくれた方がわずかですがいらっしゃったので、エコエネルギーの普及にも取り組んでいけそうな。百姓体験活動に組み入れていけないかな。
チーム食の輪として定期的に出店していた朝市から撤退し、現在出店活動は休止中。来年は例えば春と秋に大きなイベントに出店しようかな?と思案中です。以前にベジフェスに出店しましたが、メンバーからは好評でしたので。食の輪WSは引き続き、季節開催します。延期したかたぎ古香園さんのお話会は講師の体調が快復次第、改めて企画募集しますのでいましばらくお待ち願います。来年は難しいとおもってますが将来、食の輪マーケットを季節開催したいなぁと構想してます。そのためにはもう少しメンバーを増やしたいところですが、理念による集合体ですのでそこは慌てずに。お客さんから、お店を紹介してもらえてすごく安心してお買い物ができました、といった嬉しいお声もごくわずかですが寄せていただきました。紹介させていただくのは食の輪メンバー限定ってことはなく、交流させていただいている事業様を紹介して小さい事業同士で結びついていきたいと考えてます。これからの時代、そのつながりはものすごく大事だと実感しています。大量生産大量消費の時代はとっくに終わってます。
最後にソイヤのことも。といっても今年も大きな変化を起こせませんでしたが、大豆栽培に関して農家さんのご協力のおかげで良好な栽培データが集まりました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。来年は豆類とこれまで取り組んできた稲、そしてトマト栽培を核に費用対効果の高い使用法を普及させていきたい。来年の7月で起業して丸10年、さすがにそろそろ結果を出さないと・・・とはおもってますが、事業取り組みのベースはこれまでどおりに。
来年も多くの皆様のご尽力を賜りたく、伏してお願い申し上げます。

そろそろ褌締めて、年賀状を作らないと。













FacebookTwitter、もよろしゅうに。
事業 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト



FacebookTwitter、もよろしゅうに。
- | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック