鍬人の野良日記 〜植物栽培で大地に緑を〜

大型機械を使わない百姓仕事を40歳から。
自然の摂理を活かす農業を目指しています。
農業は生物学だ!
トマトは腐る野菜・・・、思い込んでいませんか?
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 自然を味方に | main | 豆栽培の決定版 >>

身体は食べたものでできているから

昨日、仲間のお店の灯りが消えました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕のトマト、お客様のご感想(Twitterにまとめてます)
オーブン不要の鍬人パン教室。自作の窯とガスコンロで手軽に焼けます!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お店で扱われていた商品は、放射性物質の含有量をチェックするこだわりだったので特に、原発事故で避難されてきた方々にとってはなくてはならない存在だったろうと思います。残念ですが、どういう形でかはともかく、またいつか再起してほしいと願っています。
一般的に、農薬不使用や有機栽培の作物は値段が高めと思われている傾向が強く、なかなか普及していないのが現状です。各家庭で経済事情が異なりますし、これが正解というものはないのですが、食費以外にもう節約するところがない究極の状況を除いて、食材に対する価値に大きな開きがあるのでしょう(当然ですね)。
ちょっと量ってみました。お米の計量カップ1杯(1合)の玄米で、144gでした。農薬不使用の玄米の相場が1kg=600円とすると、
1kg÷144gで、計量カップの約7杯分
1杯分は、600円÷7杯=85.7円。
僕は1食1合食べますので(多いですか?笑)、85.7×3≒257円で一日のお米を賄えます。1年分だと、約94000円になります。普通は大人2人分になるでしょうか(※計算、間違ってないよね)。例えば、スーパーには2/3くらいの値段でお米(大概は農薬・化学肥料使用)が販売されてますので、1年分は約63000円。その差、31000円になります。一日分だと、85円の差です。ペットボトルや缶飲料1本の値段より安い価格です。この差が高いかどうかってことになります。食材にこだわるってことは、他の食材についても差額が生じます。それがどのくらいかは・・・、興味ある人は計算してください。
どんなお米を買うかは、色んな判断基準がありますよね。価格、品種、栽培方法、どんな農家さんが栽培されているかとか、お気に入りのお店で買うとか。それから、環境にどんな影響を与えているかも。それを意識すると農薬不使用のお米を食べたいってことになり、環境だけでなく自分の身体への影響も大きな判断要因でしょう。それがどれだけ健康に影響しているか、データで把握するのは困難ですから、個人がどのように考えるか、信じるかってことになりますね。僕個人としては、国の安全基準は頭にありません。
日本で農薬不使用栽培に取り組んでおられる農家さんは5%、きっともっと少ないな。少しずつは広がってきているかなぁとは思いますが、全体から見るとごくわずか。除草剤を使わずにある程度の収穫量を確保するのは、正直いって大変です。こだわり農家のみなさんは多くの時間をかけて、様々な方法で取り組んでおられます。僕も自給用でお米を栽培してますが、稲作に必要な時間を考えると、その時間をトマト栽培など他の事業に費やしてがんばって稼ぎ、たとえ1kg=600円でも買ったほうが楽です。そう、楽なんですが、それ以上にあれだけの苦労をされて貴重なお米をその値段で売ってもらえるのはありがたいです。他の産業の基準で価格設定すると、1kg=600円はどう考えてもありえませんね。まぁ、僕の場合はせっかく百姓道を歩んでるんだから自分のお米を食べたい!の一心で栽培してます。それと、消費者の方々に稲作を体験してもらって、農薬を使わない栽培がどういうものかとか、稲がどんなふうに育つのかを見てもらえたらとか、農業や食への関心を高めてもらう手伝いができればと思って、なんとかして獣害にあわないように苦心しながら栽培してます。
どんな食材を食べるか。それを考えることが大事だと思います。でも現実はあんなに大きな、後始末が誰にもできない、責任を誰も取れない(取ろうとしない)原発事故をこの国は体験したのに、それでもまだ動かそうとしています。またどこかで同じような事故(事件だろう)が起きたら、放射性物質で汚染されている国土が広がれば一体どうするのだろうか・・・。
いきなり話題を変えましたが、この問題も結局は食べ物への意識が非常に低い(ないといってもいいんじゃないか?)からと思う。
これは仕方ないのだけれど、土から離れた日常を送らざるをえないケースが多く、それをカバーするための食育を長い間疎かにしてきたからだろうと思います。ごくごく普通に考えれば、とてつもなく危険な、異常な方向に向かっていると思うのだが・・・。
この国は一体、どこに向かおうとしているのだろうか。

土から離れては、生きられないのよ!(ルシータ談)



食の輪プロジェクト】 農と食の職人が美味しい食材をお届け!
FacebookTwitter、もよろしゅうに。 にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ
食物・健康 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕のトマト、お客様のご感想(Twitterにまとめてます)
オーブン不要の鍬人パン教室。自作の窯とガスコンロで手軽に焼けます!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


食の輪プロジェクト】 農と食の職人が美味しい食材をお届け!
FacebookTwitter、もよろしゅうに。 にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ
- | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://astgreen.jugem.jp/trackback/1531
この記事に対するトラックバック