鍬人の野良日記 〜植物栽培で大地に緑を〜

大型機械を使わない百姓仕事を40歳から。
自然の摂理を活かす農業を目指しています。
農業は生物学だ!
トマトは腐る野菜・・・、思い込んでいませんか?
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味の決め手は

天然の鯛と養殖の鯛、どっちを食べたいですか?

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唐突になんじゃいな?の冒頭ですが、今日もまた前々回の続きのような内容です。よろしければお付き合いくださいませ。
冒頭の質問をされたら、たいていは天然モノを食べたい!と思いますよね。自然で育った鯛のほうが美味しいとイメージしますもん!(あるいは経験で)。生け簀の中で人が餌を与えて育てた鯛より、荒海にもまれながら力強く泳ぐことで身がしまり、海の中のいろんな餌を食べることで美味しくなる、と想像しています。
では、穀物や野菜ではどうなんでしょう?
天然の穀物や野菜なんて、食べられる食材はごくわずかだし比較しようったってねぇ。自然のレタスと栽培のレタスを味比べってわけにはいきませんわね。でも、もしあり得たとしたら、鯛の比較でイメージしたように、自然のレタスのほうが美味しかろうと想像します。なので、少しでも畑の土や環境を自然の状態に近づけたい(極力、石油由来物を使いたくないってのも理由です)。その手段としてどのような理論でいかなる技術や物質を駆使するかは、人それぞれ。でも共通しているのは書いたように、鍵は微生物。微生物が増えることで土は肥沃になり、様々な生き物が生息し、自然の状態に近づくことになります。それともう一つは有機物を投入するのは微生物を増やすためであり、植物の肥料としてではなく、肥料で作物の生育をコントロールしようとするためではないということ。
自然栽培の場合、有機物を投入するといっても、使用するのは米糠・落ち葉・刈り草・籾殻などの植物の遺体が大半でしょう。これらを表土に積み重ねていくことは、山の表土に落ち葉が積み重なることと同じこと。やがて、土に還ります。植物の遺体には植物の体を作っていた様々な成分が含まれていますから、それらが土に還れば、植物が必要としている成分が供給されるわけで、それだけで植物は育ちます。他にもマメ科植物に空気中の窒素を固定してもらうとか。どのくらいの肥料が必要か(施肥設計)なんて、面倒な計算は僕は要らないと思ってます。実際、僕は計算してませんが、毎年トマトはちゃんと育ってます。
ただ、自然栽培の場合は、草を敵ではなく活用しようとします(活用という表現は適していないかも)。土に養分があるといっても、その畑で育っているのは作物以外に野草もたくさん生えていますから、養分の取り合いってことにもなりますので、野草を野放しでは目的の作物が育つのは難しいので適度に繁殖を抑える手立てが必要です←それがなかなかねぇ、難しいんよ。その競争の中で力強く育つことができれば、そうです、天然の鯛が荒海で生き抜くように、そういう作物もきっと美味しくなるはずです。元気に育てば、病気に強くなるでしょうしね。実際、4年連続でハウスでトマトを栽培しても、連作障害は発生してません。
ま、とはいっても、それで営農しようと思っても、ことはそう簡単ではありません。だから美味しいだろうと想像しても、なかなか取り組めないし、広がらないんですよねぇ。
そこをなんとか突破したい!
あっ、味の決め手はですねぇ、要は自然に任せるってことです。



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