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日本海側では、かなり雪が積もったようです。こちらの今朝はうっすらでしたが、初雪。こちらに来てから雪景色をほとんど拝んでないので、ちょっと寂しい気もします。
冬の間も野良仕事はあります。これもその一つ、水路の泥上げです。シーズン中に泥が水路に溜まりますが、多忙のシーズン中はほったらかし。なので、この時期に集中的に行います。
上げた泥で畦を年々、少しずつ大きくしていきます。畦が崩れたら、田んぼに水を張れないので、頑丈にしたい。でも、どうやら化学肥料や除草剤を多用する慣行栽培の農家さんは違うらしく、畦の機能よりも作付けできる面積が少しでも広いほうがいいので、畦を大きくしたいというお考えはないそうです。僕らの農業では畦を少しでも高くして、なるべく水を多く張りたいことも理由。除草剤を使わない稲作では、いかに水を深く張れるかが成否の分かれ道なんです。
この水路の水は貯水池からの水で、要は山水です。なので、水や泥には山の恵みを多く含んでいると思うんですよね。つまり、ミネラルなどを田んぼに補給できるはずなので、そういう意味でも大事な作業です。
この泥上げや獣害対策の柵作り、畑の畝作りなどなど、冬は土方仕事です。来年の春までに、来年の栽培で支障がないよう、栽培できる状況をしっかり作っておく。これがすっごく重要なんです。
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