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目標だった、6月中に手植えを終えたおかげで3枚の棚田の稲は順調に育っています。去年と違って2年目、場所によって野草が繁茂したところもあって、さすがにそこの生育はいまいちですが。今年初めて棚田Cで実施した酢の澱抑草、やはりここが一番の注目ポイントです。
左は条間にコナギが生えてますね、稲の葉色が薄くて分けつもあんまり・・・。奥のほうは葉色が濃いのがわかりますか?、ここはコナギが少ないんです。コナギに土の養分を奪われると、これだけ稲の生育に影響を与えます。一方、右の写真にはほとんどコナギが生えておらず、稲の生育がすこぶる順調。百姓はなんとかして野草を抑え、場合によっては手除草もやむをえないということになるわけです。今年は実験のために、手除草はしませんでした。トマトに時間を割いていたのもありますけどね。
全体的に棚田Cを見ていると、コナギが繁茂した場所と、生えていない場所がはっきりしていて、繁茂の場所は水口付近に集中しています。酢の澱を手植え直後に流し込んだとき、沈殿物が水口付近に沈んで拡散しませんでした。その場所と繁茂の場所がほぼ一致しています。だったら酢の澱を一旦漉して沈殿物を粗方除いてから流し込めばいい、来年の課題です。
田んぼの野草でコナギとともに対象になっているのがヒエです。
見渡す限り、田んぼの中にヒエは1本も生えていません。まぁ、これは冬水田んぼでトロトロ土になり、手植え後に表土を水面から出さないように水を切らさなければ、ヒエを抑えることができます。ヒエはそれで十分です。
再現性試験が必要ですが、酢の澱抑草の感触を掴むことができました。抑草技術と直播き技術を修得できたら、かなり楽チンで豊作が望めます。
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